このお盆期間は、土日の練習会は5時半開始で早すぎるので、2日おきに一人でスピード練習に徹しました。
やったことは、
320m×6を3回。坂ダッシュ800m×3。
長距離走者っぽい練習はあまりしていない。
もちろんダラダラとしたジョグはしている。
ただ、ジョグを練習とすることは、いつしかやめた。
男ならダイエットではなく、自己破壊すべきだ。
苦しく無いことは練習ではない。
そう自分に言い聞かせて、今日も早朝から320m×6。
ただひたすらにMAXスピードを継続できる姿勢を維持する。
態勢を変えないことが速く走るコツだ。
姿勢が崩れてアゴを上げることは、アゴの裏にある白い敗北の旗印を世界に見せることである。
4本目で予定ギリギリを達成した。
6本目は膝から崩れそうになった。
なぜ、スピード練習に振ったのか。
ジョグやロング走は、どうせやろうと思えばできるからである。
30歳のときは、やれることを淡々とやることがかっこいいと思っていた。
こんな距離をこなせた自分に酔っていた。
いまは、これまでやれなかったスピードをしっかり身につけたい。
昨日の自分を倒すことが重要になった。
なぜなら、年を取って、昨日の自分を倒せなくなってきたからである。
食べ過ぎて、サボって、太りすぎた自分がダイエットするだけのジョグでは、もう精神的な満足感を得られなくなってきた。
太ももが切れるように痛い。
腸腰筋が常に痛む。
立ち上がるときにも筋肉痛を感じる。
それでいい。
自己破壊の証拠だからだ。
そして最近、もうすぐ昨日の自分すら明確に倒せなくなる未来が見えてきた。
いや。
今日がすでに、そうなのかもしれない。
夕方、子供たちを保育園に迎えに行った。
帰り道にある、見通しのいいマンションの直線。
ここではいつも、二人から60mダッシュの勝負を挑まれる。
七歳の娘と四歳の息子では、明確にハンディキャップがある。
二人がケンカにならないルールが必要だ。
いつしか私は、二人にこう聞くようになった。
「位置について。ライバルは?」
「昨日の自分!!」

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